ビリヤード

 いまここカフェには、ビリヤード台があります。
 こんな山奥になぜビリヤード台が!?と、たいていのお客様は不思議がり、その中には昔やったなぁと懐かしがる方もいます。そして、これ、できるんですか?と、本物で使えるものなのか、不思議そうに尋ねられることもしばしば。



 では、そんな疑問にお答えしましょう。
 人口2000人ほどの小さな山あいの町に、なぜビリヤード台があるのか?
 いまここカフェを運営しているいまここネットは、2009年の6月に、元々は町の物産館だったこの建物を事務所として借り、「いま ここで できることから」「一人の思いをみんなで形にする」という理念のもとに活動を始めました。
 その時から、この場所を多くの人が気軽に立ち寄れるコミュニティカフェにしたいという思いがメンバーの中にあったのですが、そのうちの一人が何を思ったのか、カフェになる見通しもまだ立たないうちに、ビリヤード台をオークションで競り落としてしまったのです!
 県内だったとはいえ、レンタカーを借りて、相当な重量のあるビリヤード台を分解していまここカフェまで運び、再び組み立てた、という破天荒な(?)経緯により、いまここカフェにはビリヤード台が備わっているのです。



 その日から早くも1年。
 実際に営業が始まったいまここカフェでは、ビリヤード台がスポットライトを浴びて佇み、お客様のお越しをお待ちしています。