自家製酵母のパンを焼いています

 いまここカフェのメニューを何にするか。
 この2か月間は、試行錯誤の連続でした。



 コーヒー、紅茶、ケーキ、ランチ、パン・・・
 何をメインにするか、実のところ、はっきりと決めないままカフェを始めてしまったので、自分自身のとまどいも大きかったのが本音です。
 オープンから2か月が経ち、ようやく自分の中で柱とするものが見えてきました。
 それは、パン。
 カフェをオープンさせる動機となったのは、自分で酵母を起こしてパンを焼いてみたところ予想外にうまくできてしまい、この感動を誰かに伝えたい!と思ったことでした。やはりこれを中心に置くことがいちばんだと、あらためて感じています。



 カフェにあるオーブンは、町で眠っていたガスレンジに付属する小さなものなのでたくさんのパンを焼くことはできませんが、現在は、畑に植えていた無農薬のぶどうから起こした酵母を使い、ゆっくりと発酵させてパンを作っています。
 ライ麦粉をいれたバタールと、全粒粉入りのバンズを、営業日に少しだけ焼いています。(時には、営業日以外の日にも焼いています)
 焼きたてのパンは、そのまま手でちぎって召し上がっていただけます。
 一日たったら、スライスしてトーストするのがお勧めです。バターを塗って、かりっとした食感をお楽しみください。
 焼きたてのふんわりしたパンがお好みの方は、軽く霧を吹いてアルミホイルで包んでオーブントースターで温めると、焼きたての状態が戻ります。
 店内でもお召し上がりいただけますので、お気軽にどうぞ!